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ボーイング、777Xの初納入を2026年に延期
全日本空輸(ANA)は、イギリスの航空専門誌「FlightGlobal」の「Decade of Airline Excellence Award 2020」アジア太平洋部門で最優秀賞を受賞した。
同賞は、2010年から2019年の10年間において飛躍的に成長し、サステナビリティなどの分野の先駆者となったエアラインに対して授与される賞で、アジア太平洋部門を含む6地域でエアラインが選定されている。FlightGlobalでは、例年年間表彰を行っているが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大により航空業界が大きな影響を受けているため、過去10年間における功績を振り返る賞を新たに企画したとしている。
ANAによると、過去10年間における国際線ネットワークの拡大や羽田・成田空港のデュアル・ハブ戦略の確立、日本のエアライングループとして初となるLCC設立、ボーイング787型機のローンチカスタマーとしての積極活用が評価されたという。また、財務体質の強化や安全への取り組みも受賞理由として述べられている。