デルタ航空、イタリアへの検疫免除での入国を可能とするプログラムに参加

デルタ成田

デルタ航空は、イタリアへの検疫免除での入国を可能とするための、COVID-19テストプログラムに参加する。

アトランタからローマへ向かうフライトを対象とするもので、出発前72時間までの新型コロナウイルスのPCR検査を行うほか、アトランタとローマの各空港でも迅速テストを実施し、陰性であれば無検疫での入国ができる。渡米前にはローマの空港でも迅速テストを実施し、アメリカ入国時には疾病管理センター(CDC)による接触確認調査に関する情報を提供する必要がある。

まずは12月19日から、新たに再開するフライトの乗員と乗客を対象として実施する。仕事、健康、教育などの重要な理由でイタリアに入国することが許可されているすべてのアメリカ国民と、EU、イタリア国籍者が対象となる。

デルタ航空のスティーブ・シアー国際担当社長兼グローバル・セールス執行副社長は、「ワクチン接種が普及するまで、隔離なしで安全に国際線を再開するための最善の方法は、慎重に設計された新型コロナウイルスの検査要件です。安全は、当社のコアとなる約束であり、この先駆的な試験プログラムの軸であり、お客様にデルタ航空を安心してご利用いただくために当社が設定している清潔さと衛生基準の基盤となっています。」と述べている。

イタリア政府は、検疫免除での入国を可能とする政令をまもなく発表するとみられている。

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