相鉄、最新車両「12000系」のドア誤作動 車両からの転落やけが人なし

相鉄 12000

相模鉄道(相鉄)は、6月6日午前8時38分頃、瀬谷駅に到着した各駅停車横浜行き列車のホーム側のドアを開けた際、ホームと反対側のドアが誤作動する事象が発生したと発表した。

この列車は、瀬谷駅の一つ前の駅である大和駅始発で、瀬谷駅の3番線に到着後、車掌がホーム側のドアを開けた際、ホームと反対側のドアが開いた。瀬谷駅は始発の大和駅の次の駅。

乗降終了後、車掌がホーム側のドアを閉じた際、運転士知らせ灯(列車のドアがすべて閉じていることを運転士に知らせる表示灯)が点灯せず、再度ホーム側のドアの開閉をしても点灯しなかった。その後、乗客からの指摘や、車掌の視認によって、ホームと反対側のドアが開いていることがわかった。防護無線を発報し、乗客約70人の線路上への転落やけが人がないことを確認した後、当該列車は運休した。原因は調査中で、判明次第公表するとしている。

使用していた車両は12000系10両編成で、2019年に営業運転を開始した同社の最新車両。相鉄線のほか、相鉄・JR直通線でも使用している。

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