航空科学博物館、クラウドファンディング開始 737MAXシミュレーター貸し切りも

航空科学博物館

航空科学博物館は5月13日、クラウドファンディングプラットフォームのCAMPFIREで、支援の募集を開始した。

臨時休館に伴い、入館者数が大幅に減少していることや、売店やレストランでの収入もなくなったことから、存続が危ぶまれるとして、5月1日にクラウドファンディングによる支援を募ることを発表していた。目標金額は1,000万円で、運営資金や展示物、建物の修繕費用として活用する。リターンとして招待券やオリジナルグッズ、年間パスポート、ボーイング737MAXのフライトシミュレーターの貸し切りなどを用意する。

航空科学博物館は、千葉県芝山町に位置。成田空港に隣接している。成田空港の開港に関連し、芝山町の要望として建設された。地上2階、一部5階建て。敷地面積は51,530平方メートル。2019年に開館から30周年を迎え、600万人が来館した。