三菱重工業、CRJ事業を6月1日開始 ボンバルディアと合意

三菱重工業

三菱重工業とボンバルディアは、カナダエア・リージョナル・ジェット(CRJ)事業の継承契約のクロージング日を6月1日とすることに合意した。同日より、「MHI RJ アビエーショングループ(MHIRJ)」の下で、新事業の業務を開始する。

CRJシリーズの保守、カスタマーサポート、改修、マーケティング、販売機能と、型式証明を継承する。カナダのミラベルとトロント、アメリカのブリッジポートとツーソンにあるCRJのサービス・サポートネットワーク主要拠点も含まれる。予備部品は、アメリカ・シカゴ、ドイツ・フランクフルトの部品供給拠点から供給が継続される。

三菱重工業では、既存の民間航空機事業を補完することで、MHIRJはCRJシリーズ、最終的には三菱スペースジェットを含む、グローバルな航空機業界への包括的なサービスとソリューションを提供するとしている。