「コスタ・アトランチカ」号からインドネシア人の乗員が下船 帰国の途に

コスタクルーズ

長崎港に停泊中に、新型コロナウイルスの感染した乗員が複数人発生した、コスタクルーズが運航するクルーズ船「コスタ・アトランチカ」号から、5月3日、インドネシア人の乗員が下船し、帰国の途についた。

検査の結果、新型コロナウイルスへの感染が確認されなかった、インドネシア人の乗員が対象となる。長崎空港を午後10時に出発する、全日本空輸(ANA)によるチャーター便で羽田空港へ向かった。インドネシア人の乗員は84人で、一部の乗員は船の維持のため下船しなかった。

「コスタ・アトランチカ」号の乗員のうち、新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは148人。うち4人が、県内の感染症指定医療機関に入院している。