ANA機、急な揺れで客室乗務員が負傷 航空事故に認定

ANA(ボーイング737-800型機)

全日本空輸(ANA)によると、4月12日午後7時29分頃、福岡発大阪/伊丹行きのANA430便(ボーイング737-800型機、機体記号:JA64AN)が揺れに遭遇し、客室乗務員1人が負傷した。国土交通省は航空事故に認定し、調査を開始した。

同便はANAウィングスによる運航便で、午後7時に福岡空港を出発し、午後7時11分ごろに離陸。愛媛県松山市の南南西約30キロ付近を、高度約27,000フィートで巡航中だった。乗員6人と乗客20人の26人が搭乗していた。伊丹空港には午後8時11分に到着した。

後方ギャレー付近にいた客室乗務員がバランスを崩して転倒し、腰から足にかけて身体の左側を床に打った。シートベルト着用サインは消灯していた。到着後に病院で診断を受けたところ、骨盤の一部が骨折していることがわかった。

ANAでは、「ご搭乗のお客様、関係者の皆様に、ご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。今後は、関係機関による調査に全面的に協力してまいります。」とコメントしている。

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