韓国当局、9日の日本人入国者数は518人 入国制限初日

仁川国際空港

韓国の中央災難安全対策本部は3月10日、日本人への査証免除を停止した9日に、日本からの入国者は518人だったことを明らかにした。

航空便は、ソウル/仁川へ9便、ソウル/金浦と釜山にそれぞれ1便の計11便が到着。船舶は、釜山に5便、釜山新、仁川、蔚山、麗水、光陽にそれぞれ1便の計10便が入港した。直近2週間の日本からの入国者数は、1日平均4,770人で、9日の入国者数は89%減少したことになる。

入国者には、中国からの入国者と同様に特別入国手続を行い、発熱の確認が行われ、特別検疫申告書の提出が求められたほか、健康チェックを送信するアプリのインストールが義務化された。アプリを用いて、入国から14日間、毎日健康状態を報告する必要がある。継続して回答がない場合には警告メッセージが送信され、位置情報の把握が行われる。

日本政府は9日より、韓国への査証免除措置を一時停止し、航空便が乗り入れることができる空港を、成田国際空港と関西国際空港に制限した。エアソウルエアプサンアシアナ航空などが、日本線全便の運航を停止した。

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