エミレーツ航空、ラグビーW杯の優勝トロフィーを輸送 元代表選手が都内でお披露目

エミレーツ航空は、ラグビーワールドカップの優勝トロフィーである「ウェブ・エリス・カップ」が東京に到着したことを記念し、関係者を集めた懇親会を6月12日、東京都内で開いた。

11日には、エミレーツ航空の「ラグビー・ワールドカップ2019」仕様の特別塗装機で、「ウェブ・エリス・カップ」が成田空港に到着。2007年のラグビー・ワールドカップで優勝経験を持つ、元南アフリカ代表のブライアン・ハバナ氏と日本でのプレー経験もある、元ウェールズ代表のシェーン・ウィリアムス氏も来日した。ワールドラグビーブレット・ゴスパーCEOおよび公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会の嶋津昭事務総長にトロフィーを届け、11月2日の決勝で優勝したチームが獲得できる。

「ウェブ・エリス・カップ」は、1987年大会から優勝者に贈呈しているトロフィー。優勝者のみしか触れることができないため、ブライアン・ハバナ氏がファーストクラスに搭乗して運んだ。シェーン・ウィリアムス氏はビジネスクラスを利用し、機内の様子も放映された。

エミレーツ航空は、ラグビーワールドカップのワールドワイド・パートナーを務めている。日本12都市で開催されるラグビーワールドカップで、チームをピッチへと導き、国歌斉唱に一緒に参加する、10歳から16歳までの日本人ラグビーファンを募集する。詳細は近日発表する。この他にも、イギリス、フランス、アイルランド、アルゼンチン、南アフリカ、アラブ首長国連邦(UAE)など各地でも同様の募集を行う。

また、ライブTVを提供している機材では、スポーツチャンネル「スポーツ24」でリアルタイムで観戦が可能となる。エアバスA380型機の上級クラスの利用者は、機内ラウンジで55インチスクリーンで観戦できる。最大20MBのWi-Fiを無料で利用できることから、ニュースやハイライトに常にアクセスできる。

ラグビー・ワールドカップの開催期間中、180万人以上のラグビーファンが会場で試合を観戦し、そのうち3分の1以上が訪日外国人になる見通し。エミレーツ航空ではワールドワイド・パートナーとして、試合会場のホスピタリティシャレーで提供する、シャンパンやヴィンテージワインを輸送する。

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