関西国際空港復旧、約1週間で第1ターミナルのスポット半数が使用可能に

関西エアポートは9月8日、関西国際空港の復旧計画を発表した。

約1週間後をめどに暫定供用を開始し、第1ターミナル国際線・国内線の部分供用と第2ターミナルの全面供用を開始し、A滑走路、誘導路、エプロンの一部、第1ターミナルメインターミナルビル(4階南側チェックイン機能、CIQ)と南ウイングの使用を開始する。本格供用開始時期は確認中。

暫定供用時には、第1ターミナル南ウイングは15か所中12ヶ所、国内線中央は11ヶ所中9ヶ所の21スポットが使用可能となる。15ヶ所ある北ウイングの使用可能スポット数は調査中で、復旧に注力する。第1ターミナルの水損した照明や防災設備、空調、エスカレーターの使用を可能とし、空調とエレベーターは一部復旧させる。

第1ターミナルの手荷物搬送設備は出発南側は使用可能、出発北側と到着コンベヤは復旧作業中。浸水部分の電気部品や制御装置の清掃・交換と動作確認を勧める。