ホテルオークラ東京、「The Okura Tokyo」として2019年9月上旬開業

The Okura Tokyo(オークラ東京)

ホテルオークラは、ホテルオークラ東京の本館建て替え計画のホテル施設の概要を決定した。

ホテル名は「The Okura Tokyo(オークラ東京)」で、2019年9月上旬に開業する。予約受付は2019年4月より受付を開始する。

The Okura Tokyo(オークラ東京)

海外を中心に展開している「オークラ プレステージ」ブランドのほか、新たにホテルオークラグループのトップブランドとして、「オークラ ヘリテージ」ブランドを創設する。「オークラ東京」は2つブランドを一体的に運営するホテルとなる。開発コンセプトは「伝統と革新」で、旧本館の「日本の伝統美」を継承しつつ、最新の設備・機能に刷新する。敷地面積は約2.6ヘクタールで、うち1.3ヘクタールを緑地や庭園が占める。ホテルは中層棟の「オークラ ヘリテージウイング」、高層棟の「オークラ プレステージタワー」の2棟の建物で構成されている。

The Okura Tokyo(オークラ東京)

「オークラ ヘリテージウイング」は地上17階、地下1階建て。客室数は140室で、うち7室がスイートルームとなる。ラグジュアリーホテルとして、標準客室面積は約60平方メートルと、都内屈指の広い間取りの客室となる。間口を8メートル以上とし、大きな窓を備えた開放感あふれる客室とした。客室は大きく分けて2タイプあり、リビング空間に大きな窓面をとったワイドリビングタイプと、浴室で外を見ながらゆったり寛げるビュー・バスタイプとなる。全室にミストサウナを設置した。レストラン2軒、バー1軒、茶室も設ける。

The Okura Tokyo(オークラ東京)

The Okura Tokyo(オークラ東京)

「オークラ プレステージタワー」は地上41階、地下1階建て。客室数は368室で、うち10室がスイートルームとなる。和のアクセントを取り込んだコンテンポラリー・ラグジュアリーホテルとなり、オークラ プレステージブランドの客室は28階以上に設置する。標準客室面積は約50平方メートル、間口は6メートルから7,.2メートルとなる。最上部の39階と40階は、メゾネットタイプのスイートルームを設置する。「インペリアルスイート」の面積は720平方メートルと日本最大に広さを誇る。レストラン3軒、バー2軒、大宴会場2室、中宴会場6室、小宴会場12室、チャペル2施設、神殿1施設、広さ約430平方メートルのクラブラウンジ、フィットネス&スパ、プール、オークラサロン、デリカテッセン、囲碁サロン、ショッピングエリアも備える。駐車場はホテル用に329台、合計427台を収容できる。

レストランは、「オークラ ヘリテージウイング」には日本料理「山里」、ファインダイニング、「バロンズ バー」。「オークラ プレステージタワー」にはオールデイダイニング「オーキッド」、中国料理「桃花林」、鉄板焼「さざんか」、メインバー「オーキッドバー」、バーラウンジ「スターライト」が出店する。

宴会場は合計20室を備える。最大2,500名を収容できる大宴会場「平安の間」は、ホワイエ、中宴会場「曙の間」と一体利用が可能で、広さは合計約3,000平方メートルとなる。

「オークラヘルスクラブ」は新たに「オークラフィットネス&スパ」として、「オークラ プレステージタワー」の26・27階に誕生する。25メートル5レーンの温水プール、最新のトレーニングマシーンなどを設けた。