7,300円で海外旅行?サプライス5,000円引きクーポンを使い倒す!【橋賀秀紀のフカボリ!】

金額の制限がないということは10,000円の航空券に対してであっても、5,000円が割り引かれることから、実質半額となります。ですので、このクーポンを使う場合は、できるだけ航空券本体の安いものを購入することが肝といえるでしょう。

日本発の片道航空券でもきちんと5,000円引きとなるので、日本から行きは有償航空券を5,000円引きで購入し、復路はマイレージの特典航空券や海外発券で帰国するというのも賢い使い方といえます。

上のリンク先にも紹介されているとおり、このクーポンは1つの予約について5,000円引きとなるので、2人分の航空券をまとめて手配すると、1人あたり2,500円しか安くなりません。ですから2名の場合は、それぞれ別々に予約を取るにしましょう。もちろん予約する前に2名分で残席を調べて予約が確保できることを確認したうえ、その直後にできるだけ同時に2つの予約を別々にすることが必須となる。そうしないと1人は予約ができたけれども、もう1人は取れないという悲劇的なことになりかねません。

対象外となるエアラインに注意しましょう。ガルーダ・インドネシア航空、フィリピン航空、エミレーツ航空、ジェットスターグループ、エアアジアグループでは利用できない。その代わりに最近のセールでは対象外だったキャセイパシフィック航空、キャセイドラゴン航空や昨年の5,000円引きセールで対象外だった日本航空(JAL)は割引の対象となっています。ワンワールド派にはうれしいところですね。

至極当然のことですが、この5,000円引きはサプライスでの予約しか適用になりません。しかし、航空券を購入する際、常にサプライスが最安値になるとは限りません。航空会社での直販や他の旅行会社の金額と比較したうえで、最終的にこのクーポンの使用を判断しましょう。ほかのオンライン旅行会社(OTA)では表示されるものの、サプライスでは表示されない航空券も少なからずあります。この点も注意しなければなりません。

セール期間中の3月31日と4月1日ではサーチャージの値上げ・値下げが気になるところですが、日系のエアラインでは据え置きと発表されている。そのため、この点についてはそれほど神経質になる必要はなさそうですが、外国の航空会社を利用する場合などは留意しておくとよいでしょう。

いずれも往復で、アシアナ航空・ジンエアー・エアプサン利用のソウル行きは200円、厦門航空の中国行きとスカンジナビア航空のヨーロッパ行きは2,000円、四川航空の中国行きは3,000円、タイ国際航空のバンコク行きエコノミークラスは約1,100円、キャセイパシフィック航空のヨーロッパ線は2,600円、エティハド航空のヨーロッパ・アフリカ線は4,000円が値上がりとなります。

もともと自分で購入したい航空券がある場合はともかく、このクーポンを活用して、安く海外旅行を楽しみたいという人もいらっしゃると思います。そこでおすすめの行き先を紹介します。

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