ANA、燃油サーチャージ引き上げ 来年2月発券分から欧米往復2.1万円

全日本空輸(ANA)は、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を2018年2月と3月発券分で引き上げる。

航空燃料のシンガポールケロシンの市況価格の2ヶ月間の平均を、2ヶ月間の為替レート平均で円換算した際の金額に応じて燃油サーチャージの徴収すると定めており、10月1日から11月30日までのシンガポールケロシンの市況価格は1バレルあたり平均71.22米ドル、1米ドル112.94円だったため、円貨換算額は8,044円となった。

日本発旅程ではいずれも片道あたり、韓国線は500円、中国・台湾・香港・マカオ線は2,500円、ベトナム・フィリピン・グアム・サイパン線は3,000円、タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア線は4,500円、インドネシア・インド・ハワイ線は6,000円、ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア線は10,500円となる。

■燃油サーチャージ額(2018年2月〜3月/日本発旅程・片道)
北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニア 7,000円⇒10,500円
ハワイ・インド・インドネシア 4,000円⇒6,000円
タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 3,000円⇒4,500円
ベトナム・フィリピン・グアム・サイパン 2,000円⇒3,000円
中国・香港・台湾・マカオ 1,500円⇒2,500円
韓国 300円⇒500円

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