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7月26日、ボゴタ発フランクフルト行きのルフトハンザ・ドイツ航空LH543便(エアバスA340-300型機、機体記号:D-AIFC)で、ブルガリア出身の38歳の女性が男児を出産した。
LH543便は、現地時間7月25日午後9時頃に、乗客191名と乗員13名を乗せてボゴダを出発。女性の陣痛が始まったため、客室乗務員は乗客を移動し、目隠しのスクリーンで覆われた即席の分娩室を設置し、乗り合わせた医師3名と客室乗務員の助けで、北大西洋の高度39,000フィート上空で無事に出産した。男児は医師の一人と同じ「ニコライ」と名付けられた。その後、7月26日午後1時9分にマンチェスターに臨時着陸し、再びフランクフルトに向けて出発した。
ルフトハンザ・ドイツ航空の機内での出産は、1965年以降11人目。合併症がない場合は妊娠36週目の終わりまで搭乗できるものの、28週目以降はかかりつけの産科医による診断書が必要となる。