成田空港で貨物機があわやオーバーラン、運輸安全委員会が調査開始

7月15日午後10時41分頃、ポーラエアーカーゴの貨物機(ボーイング747-8F型機、機体記号:N852GT)が、成田空港のB滑走路を離陸する際に、滑走路の末端ぎりぎりまで滑走した後に離陸していたことがわかった。運輸安全委員会は8月10日、オーバーランに準ずる重大インシデントとして調査を開始した。

運輸安全委員会によると、同機は離陸の際、滑走路の末端から約85メートルの地点まで滑走した後に離陸した。詳細は調査している。日本経済新聞の報道によると、ポーラーエアカーゴは国土交通省に対して、エンジン設定を誤ったと説明しているという。

ポーラーエアカーゴは、アメリカ・ニューヨークに本社を置く貨物航空会社。