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フィンエアー、10月に東京/成田線へエアバスA350型機投入 定期便は来夏ダイヤから
フィンエアー(フィンランド航空)は、10月の2日間、エアバスA350-900型機を東京/成田〜ヘルシンキ線に投入する。
現在はエアバスA330-300型機で運航しているものの、機材繰りの関係で10月13日と14日に東京/成田を発着する2便のみ、エアバスA350-900型機を投入するという。予定は変更になる可能性もある。日本へのエアバスA350型機の定期便を就航している航空会社は現在のところない。日本で初の商業運航便の乗り入れとなったのはベトナム航空は2015年9月20日の東京/成田〜ホーチミン線だった。フィンエアーの乗り入れが実現すれば2社目の日本線就航となる見込み。
フィンエアーは現在4機のエアバスA350-900型機を保有。ヨーロッパの航空会社として初めて導入した。ビジネスクラス46席、エコノミーコンフォート43席、エコノミークラス208席の合計297席を配置している。バンコク、北京、上海、香港、ソウル/仁川線にはすでに投入しており、シンガポール線にも秋には投入を開始する計画。
フィンエアー日本支社によると、日本へのA350型機の定期便の乗り入れは2017年夏スケジュールからを予定している。
■ダイヤ
AY74 東京/成田(11:00)〜ヘルシンキ(15:20)/10月13日・14日
AY73 ヘルシンキ(17:15)〜東京/成田(08:55+1)/10月12日・13日