「肉フェス」の食中毒、ハーブチキンささみ寿司が原因と断定 カンピロバクター検出

肉フェス

東京都福祉保健局は、4月28日から5月8日まで東京・江東区のお台場シンボルプロムナード公園 夢の広場で開催されたイベント、「肉フェス TOKYO 2016 春」で発生した食中毒で、「ハーブチキンささみ寿司」を原因とする食中毒と断定したと発表した。

「ハーブチキンささみ寿司」を食べた客ら49名が、5月2日から11日にかけて下痢、腹痛、発熱、頭痛等を発症。複数患者の便から、加熱が不十分な生肉から検出されることが多い、カンピロバクターを検出している。同様の食中毒症状は、福岡の会場でも報告されている。

出店者は名和食鶏で、店舗名は大山産ハーブチキンだった。イベントを主催したFood Nations実行委員会事務局を組織する、AATJに対して改善勧告書を交付するとともに、厳重注意を行う予定。

Food Nations実行委員会事務局とAATJは、5月19日から22日まで福島・白河市の白河駅前イベント広場で開催を予定していた「肉フェスツアー 2016 福島」を中止することを決めている。

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