フィンランド航空、IAGの株式取得交渉の報道を否定

フィンランド航空

フィンランド航空は、フィンランドメディアが伝えた、インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)との株式取得交渉の報道を否定するコメントを発表した。

IAGはブリティッシュ・エアウェイズやイベリア航空、ブエリング航空などを傘下に持つ。いずれもワンワールドに属する航空会社で、フィンランド航空もワンワールドに属している。また、ブリティッシュ・エアウェイズとフィンランド航空、日本航空(JAL)は日本とヨーロッパ間で共同事業を展開している。

フィンランド航空の2015年7月から9月までの第3四半期の売上高は6億3710万ユーロ(約841億円)で、前年同期比2.1ポイント上昇。1株あたりの利益は0.29ユーロとなった。四半期決算ではフィンランド航空の歴史の中で最も良い数値となっており、欧州の航空会社が格安航空会社(LCC)との競争激化や人員削減で苦戦している中で、業績を急速に回復している。

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