ANA、メキシコに営業拠点 直行便就航準備へ

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全日本空輸(ANA)は、メキシコに営業拠点を設立することがわかった。日本経済新聞電子版などが伝えた。

7月1日付で、支店長人事を発令するとしており、将来の直行便就航を見据えて準備を行うとみられる。

現在、日本とメキシコの間は、アエロメヒコ航空が東京/成田〜メキシコシティ線を週4便を運航。政府間取り決めによる4便の制限の上限まで運航を行っている。東京/成田発は直行便で、メキシコシティ発はモンテレーを経由している。過去には、日本航空(JAL)が、東京/成田〜バンクーバー〜メキシコシティ線を運航していたものの、バンクーバー以遠は撤退している。

ジェトロ(JETRO)によると、日本企業の投資は2009年には約4億9000万ドルだったところ、2013年には約15億4000万ドルにまで拡大。2013年10月現在、約630社が拠点を設けている。

ANAは、6月12日に、東京/成田〜ヒューストン線を開設。ヒューストンは共同事業を展開するユナイテッド航空の拠点で、メキシコや中南米への乗り継ぎ需要の強化を狙う。

■ダイヤ

NH174 東京/成田(11:15)〜ヒューストン(09:30)

NH175 ヒューストン(11:20)〜東京/成田(15:20+1)

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