エアバス、アズールブラジル航空からA320neoファミリー35機受注

エアバスA320neo,アズールブラジル航空

アズール・ブラジル航空向けエアバスA320neoイメージ 資料提供:Airbus

エアバスはこのほど、アズールブラジル航空がA320neoファミリーを35機発注する契約を締結したと発表しました。同社はさらに28機のA320neoをリースで導入する予定でカンピナスとサルバドル、レシフェを結ぶ路線を含む国内の長距離および混雑路線で運航させます。

今年4月にアズールブラジル航空は長距離路線でのサービスを12月初旬までに開始することを発表しており、リースで導入するA330-200型機7機と後のA350-900型機5機で新規の国際線に就航する予定です。A320neoにはCFMエンジンが搭載されます。

エアバスはA350XWBのパイロット訓練で、A330と共通のタイプ・レーティングの認可を取得しています。これにより、アズール・ブラジル航空のパイロットは訓練時間を削減し、生産性および運航スケジュールの柔軟性を高めることができます。

A320ファミリーはこれまでに約11,000機の受注を獲得し、航空会社など400社以上が6,200機以上を引き渡しているベストセラー単通路型機。同ファミリーには新型エンジンと大型のウイングチップであるシャークレットを取り付け、燃費を最大15%削減。これまで60社から3,200機以上の受注を獲得しています。