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21日、クアラルンプール発ロンドン/ヒースロー行きのマレーシア航空4便が、戦闘が激しさを増している、シリア上空を飛行したことが、FlightRadar24のデータでわかった。
同社をはじめとした世界の航空会社は、安全のためにウクライナ上空の飛行を取りやめている。同便は、イラク国内の飛行を避け、サウジアラビア上空を飛行した後、ヨルダンを経由し、シリア上空を飛行した。
また、ほぼ同様のルートを通過する、シンガポール航空やブリティッシュ・エアウェイズ機は、インド、パキスタン、アフガニスタン、イラン上空を飛行後、トルコに抜けている。
シリアでは、昨年4月日対空ミサイルがロシアの民間機に向けて2発発射され、飛行機の近くで爆発する事件があった。また、同6月には、アメリカ政府がヨルダンとシリア国境付近の飛行禁止を検討している。