ANAも燃油サーチャージを引き上げ　4月発券分より

2014年2月10日

4月発券分より燃油サーチャージを引き上げる全日空（ANA） Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

　ANAグループは、4月1日以降の航空券発券分の国際線旅客「燃油特別付加運賃（燃油サーチャージ）」を国土交通省に申請し、また、2014年度（2014年4月～2015年3月）に有効な燃油サーチャージの適用条件表を決定しました。

　4月以降の燃油サーチャージは日本航空（JAL）と同様に現行価格よりも値上げ。これは、直近2カ月（2013年12～2014年1月）のシンガポールケロシン市況価格に基づいた価格設定で、本来であればこれまで通りの水準ですが、今回の価格引き上げでは円安の進行による費用増を踏まえた価格を反映させています。

　日本と北米・ヨーロッパ間を往復する場合、燃油サーチャージは現行価格よりも3,000円高い5万円となります。
　
■ANAグループ国際線旅客燃油サーチャージ

路線	10～11月	12～1月	2～3月	4～5月
日本＝欧州･北米（ハワイ除く）・中東・オセアニア	21,000円	23,500円	23,500円	25,000円
日本＝ハワイ・インド・インドネシア	13,500円	15,000円	15,000円	16,000円
日本＝タイ・シンガポール・ミャンマー・マレーシア	10,500円	11,500円	11,500円	13,000円
日本＝ベトナム・フィリピン・グアム・サイパン	6,500円	7,000円	7,000円	8,000円
日本＝中国・香港・台湾	5,500円	6,000円	6,000円	7,000円
日本＝韓国	2,000円	2,200円	2,200円	2,500円