ハワイアン航空、日本発需要が横ばいに

ハワイアン航空

ハワイアン・ホールディングスは、日本での需要が横ばいに推移していることを明らかにした。

2024年第1四半期(2024年1月〜3月)の決算で明らかにしたもので、ハワイでの週末の宿泊料金の高騰が影響していると分析した。一方で、アメリカ発の需要が日本発の需要を補う傾向にあり、現在の為替環境が続く間は、アメリカ発の需要は堅調に推移すると予測している。

ピーター・イングラム社長は、「日本については第2四半期はもう少し厳しい環境になる。日本人旅行者が海外旅行に積極的ではないという段階を遥かに超えている。円はドルに対して非常に下落しており、日本人旅行者にとって割高」とした上で、「業績回復のワイルドカードは日本」と期待を示した。

2024年第1四半期の決算は、営業収益が6億4,556万米ドル、調整後EBITDAが1億1,600万米ドルの損失となり、純損失は1億3,756米ドルとなった。

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