JAL、12月の輸送実績 国際線利用率1.4%増、国内線2.8%増

JAL,日本航空

2013年12月の輸送実績を発表したJALグループ Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 日本航空(JAL)をはじめとするJALグループは2013年12月の輸送実績を発表しました。

 国際線旅客数は前年比1.4%増の63万6987人、座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は前年比1.8減の73.0%。

 方面別では、太平洋線が前年比3.1%増の14万3849人、搭乗率は前年比1.4%減の74.5%、ヨーロッパ線が同2.4%減の5万3299人、搭乗率は同4.8%減の71.1%、東南アジア線が同1.9%増の25万3447人、搭乗率は同2.6%減の75.4%、オセアニア線が同10.6%減の1万1219人、搭乗率は同8.4%減の72.1%、グアム線が同7.7%増の1万3071人、搭乗率は同3.7%増の80.2%、韓国線が同9.2%減の6万4633人、搭乗率は同2.0%増の70.7%、中国線が同8.8%増の9万7394人、搭乗率は同6.0%増の60.0%でした。

 中国線は前年比で利用者と利用率ともに上昇し、5カ月連続で好調に推移しています。一方、韓国線は2013年2月以降、旅客数が前年比で減少傾向にあります。

 国内線旅客数はJALグループ全体(JAL・JTA・JEX・J-AIR・JAC・RAC)で前年比8.0%増の249万1599人、座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は前年比2.8%増の61.2%。

 国内線で最も利用率が多かった路線は、2013年3月末日より運航を再開した搭乗率79.9%の伊丹-函館線。次いで同77.2%の羽田-中部線、成田-伊丹線となっています。