エミレーツ航空、「ブラジルサッカーの王様」ペレを国際親善大使に迎えると発表 

PELE PRESS CONFERENCE1

エミレーツ航空は、サッカー界の伝説的プレイヤーで、ブラジルサッカーの王様として知られている、ペレ氏を同社の国際親善大使として迎えると発表した。

エミレーツ航空は、2006年のドイツ大会時にもフランツ・ベッケンバウワー氏と協力しており、国際親善大使と共にFIFAワールドカップを支援するのは今回で2回目。

同社コマーシャル・オペレーションズ統括上級副社長のシェイク・マジド・アル・ムアラ氏は、「ペレ氏は、世界的に有名な象徴的存在であり、サッカーを通じて世界中の人々に感動を与えてきてくれました。また、偉大な選手であるばかりでなく、スポーツの力を活用し人々を結びつけるというサッカーの素晴らしさを体現している。これら、多くの点においてペレ氏はエミレーツと同じ価値観を共有していることからも、エミレーツの国際親善大使に最適な人物となる。」とコメント。

ペレ氏は、「エミレーツは、世界のスポーツ界でも最高峰のブランドとなる。今回の発表に伴い、エミレーツのA380でチューリッヒからドバイへ渡航しましたが、個人的体験からも、エミレーツが素晴らしい航空会社であることを改めて認識した。親切できめ細やかな客室乗務員のサービスにより、フライト中は、楽しくとても快適に過ごすことができました。FIFAワールドカップブラジル大会の為に、是非エミレーツのA380をブラジル路線にも導入して欲しいと思う。」と語った。

また、「70年代に初めてドバイを訪問した時からドバイは大きな変化を遂げ、国際都市としての名を成した。観光、ビジネス共に充実したインフラが整備されており、世界中の人々を受け入れ世界つながっている。FIFAワールドカップTMの開催がブラジルへ同様の可能性をもたらしてくれることを願っている。」ともコメントしている。

ペレ氏は、国際大会およびクラブチームでの活躍にて華々しい経歴を飾り、3回のワールドカップ(1958年・62年・70年)での優勝経験を持つ唯一の選手。現役時代だけでなく引退後も称賛を受け続け、1961年にはブラジル大統領から人間国宝に認定されたほか、ギネス世界記録に最多得点記録が認められ、2000年にはFIFAの20世紀最優秀選手に選出されました。また、生涯を通じた実績が認められ、FIFA名誉バロンドールを受賞している。

エミレーツ航空は、2006年以降FIFA公式パートナーを務めているほか、ペレ氏が名誉会長を務める北米サッカーリーグ、ニューヨーク・コスモスのスポンサーを務め、クラブチームの航空移動も後援している。

エミレーツ航空は、ドバイからリオデジャネイロおよびサンパウロに毎日就航しており、1ヶ月間のFIFAワールドカップブラジル大会開催期間中に、18,000人以上の乗客を運ぶことを見込んでいる。

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