バニラ・エア、”大手の半額、付帯収入を増やす”リゾート路線展開へ 

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エアアジア・ジャパンが、2013年11月1日付けで社名とブランドを変更し、同12月下旬に就航予定の「バニラ・エア(Vanilla Air)」は、都内で行った記者会見で、今後の戦略について明らかにした。

AviationWireによると、同社は預け入れ手荷物や、座席指定料、機内販売から得る付帯収入を、18%から25%程度に引き上げることを目標としており、運賃は大手の半額程度に留める方針。

ライバルとなるジェットスター・ジャパンも、2014年夏には中国・韓国線への就航を行う予定で、飛行時間が長いことや、国内旅行より旅行期間が長く、手荷物を有料で預け入れる利用者が増えることで、機内販売や受託手荷物料金などの付帯収入が増えることを見込んでいる。

エアアジア・ジャパンでは、機内食が事前に購入できるため、ジェットスター・ジャパンのように、食事時にも品切れということがない一方で、洋食セットが「おかずだけ」だったり、中華パオがやたら小さいといった微妙な機内食も多く、テコ入れを図ることで収入を増加させるものと思われます。

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