シンガポール航空、航空券支払いにクリスフライヤーマイルでの決済導入 燃油サーチャージも

シンガポール航空(SQ)は7月22日、同社のマイレージプログラム「クリスフライヤー」において、7月18日より航空券を購入する際、マイルで支払う決済方法を導入しました。

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「クリスフライヤーマイル」を使った新しい決済方法を導入したシンガポール航空(SQ) Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

シンガポール航空では「クリスフライヤー」の利便性向上の一環として、今回の新決済を導入。

シンガポール航空の公式ウェブサイトで航空券を購入する際、クリスフライヤー会員はシンガポール航空ならびに、同社の子会社であるシルクエアーの航空券の支払いにクリスフライヤーマイルを充てることができ、加えて、燃油サーチャージと税金を含めた航空券の支払い時に、クリスフライヤーマイルと現金を組み合わせて支払うことも可能。

また、今回のクリスフライヤーマイルにおける決済導入により、シンガポール航空のクリスフライヤーマイル利用による支払方法は最低5,000マイル必要でしたが、マイレージの期限が過ぎる前に効率良く使える選択肢も増えます。

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シンガポール航空(SQ)のエアバスA380 スイートクラス 資料提供:SQ

マイルの利用範囲も拡充。既存のマイル利用方法に加え、クリスフライヤー会員はシンガポール航空ならびに、シルクエアーの全便の座席にもマイルを使える選択肢が増え、また、会員本人以外の登録した5名分までの航空券の支払いにマイル決済が利用できるようになりました。

さらに、通常よりも少ないマイル数で特典航空券に交換できる「セイバーアワード」をすべてのフライトに導入。これには、ボーイング777-300ERのファーストクラスとビジネスクラス、エアバスA380のスイートクラスとビジネスクラスも含まれています。

なお、シンガポール航空によると、2014年よりマイルで交換する特典航空券の予約時、燃油サーチャージや税金の支払いにもマイルが利用できるサービスを導入するという。