【速報】ANAとエアアジア、合弁解消を正式発表 

AirAsiaJapan

ANAホールディングス(ANAHD)は、2013年6月25日16時より本社で記者会見を行い、エアアジアとの合弁事業である「エアアジア・ジャパン」の共同事業を解消し、エアアジア・ジャパンをANAの100%子会社化し、エアアジアブランドの使用を10月末までとすることを発表した。

ANAHDはエアアジアとの合弁事業を解消後も、引き続き成田を中心としたLCC事業を継続するとしており、11月以降の運航に関する詳細については、7月中に別途発表を行う予定であることを、会見にて明らかにした。

11月以降の運行に関して、ANAHDの出資するLCC「Peach」ブランドとの統合などについては明言されませんでしたが、会見中の関係者からの発言を総合すると、7月中に新しいブランドのLCCを立ち上げるものと予想される。

10月末まではエアアジアブランドでの運航を継続しますが、エアアジア・ジャパンの保有する機材はエアアジアに返却する必要があるため、今後この影響によって、就航済み路線の減便などの影響が出る可能性が考えられます。

2012年度のエアアジア・ジャパンは35億円の営業赤字であることも明かされました。

ANAとエアアジアの合弁解消は6月25日に開催された取締役会にて承認されており、エアアジアからの株式購入価格については、非公開となっている。

(取材・島田純)

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