ANA、787(JA817A) センサー動作不良で欠航 福岡発/羽田行き

ANA,787,JA817A

6月10日、福岡空港にて不具合を起こしたボーイング787(JA817A) Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

6月10日、ANAの乗員9名乗客数233名、計242名を乗せた福岡発/羽田行きNH258便の787で、エンジン関係の計器に動作不良が発生するトラブルがありました。

トラブルが起きたのはANAのボーイング787、機体番号/レジ「JA817A」。福岡空港離陸前にトラブルが発生し、点検や必要な作業に時間を要したため、欠航になったと伝えています。

ANAによると、今回のトラブルの原因は左エンジンのインレット(エンジンの空気取り入れ口)についている温度と空気圧を計るセンサーの動作不良。このセンサーの交換作業はすでに完了しており、正常な状態に戻ったことを確認。翌日11日の午前中から運航を再開したという。

ANAでは、当該便のトラブルで欠航したことについて深くお詫びするとともに、「引き続き再発防止の徹底、安全性の確保を最優先に快適なフライトを提供する」とコメント。

なお、今回の欠航で、他の便に大幅な遅延や欠航、機材変更の影響はなかったと述べています。