エアバス、グローバル航空機市場予測を発表 2045年までに42,060機が必要

エアバスA350-1000型機

エアバスは、最新の航空機市場予測「グローバル・マーケット・フォーカスト 2026-2045」を発表した。

都市化とGDPの成長が長期的な旅客需要を牽引し、航空ネットワークの拡大と効率化が進むと予測している。今後20年間で都市化の波はより小規模な都市へ移行し、中産階級や国外移住者の増加に加え、航空機の効率化や旅客輸送量の拡大により、経済的に成立する新たな都市間路線が誕生すると見込まれている。

航空ネットワークは分散化しつつあり、中小都市間の路線へ拡大する見通し。リガ〜テネリフェ線やメルボルン〜アリススプリングス線はエアバスA220型機で効率的に運航可能であるほか、航続距離の向上によってリスボン〜レシフェ線はエアバスA321neo、ダブリン〜ナッシュビル線はエアバスA321XLR型機、アルジェ〜クアラルンプール線はエアバスA330neo、台北〜フェニックス線はエアバスA350型機で飛行可能となる。

旅客輸送量は堅調な成長を維持する見通しで、飛行機を利用する可能性が最も高い中産階級の人口は、2045年までに14億人増加(34%増)すると見込まれている。世界の旅客輸送量は年3.9%の成長率で拡大し、年間旅客数は約100億人に達する。

今後20年間で必要となる航空機は42,060機で、このうち経年機の入れ替えで19,820機、成長への対応で22,240機が必要となる。単通路機が81%、ワイドボディ機が19%を占める。

アジア太平洋地域への経済シフトを反映し、インドやベトナム、インドネシア、マレーシアなどの新興国の力強い成長により、航空輸送の傾向が変化。国境を越えた人の移動や親族・知人訪問を目的とした旅行が増加している。