ルフトハンザ、「アレグリス」搭載機材の投入路線を11路線拡大
日本航空(JAL)とHong Kong Aircraft Engineering Company(HAECO)、豊田通商、Sun Groupは、ベトナムのヴァンドン国際空港に航空機のMRO(整備・修理・オーバーホール)複合施設を建設する。合弁会社の設立に合意した。
空港内の約20ヘクタールの敷地に建設し、ワイドボディ機4機とナローボディ機2機を同時に受け入れられる、ベトナム最大級の航空整備拠点となる。総投資額は3億6,000万米ドルで、2028年の稼働開始を予定している。
HAECOはグローバルMRO事業者としての高度な整備技術・運営ノウハウの提供、Sun Groupはベトナムでの空港開発やインフラ整備の実績を生かした基盤構築、豊田通商はグローバルサプライチェーンの構築・運営、JALは安全・品質を基盤とした運航・整備ノウハウの提供と人材育成支援を担う。
ベトナム民間航空局によると、ベトナムでのMRO市場は2030年までに約74億米ドル規模に達する可能性があるものの、現在は航空機整備機能がシンガポール、マレーシア、タイなどに集中しており、ベトナム国内の整備機能では需要拡大に対応できていないという。こうした課題解決を図り、ベトナムでの航空整備能力の高度化と技術的自立を目指すもので、地域雇用の創出や関連産業の集積による地域経済の発展にも寄与するとしている。