外務省、ジャマイカ・クラレンドン県の危険レベルを引き下げ

外務省海外安全ホームページ

外務省は、ジャマイカのクラレンドン県の危険レベルを引き下げた。

クラレンドン県を、これまでのレベル2(不要不急の渡航中止)からレベル1(注意勧告)に引き下げた。2025年に警察の集中的な治安対策により主要ギャングの首謀者逮捕や武器押収が進み、殺人件数の減少など治安の改善が見られることが理由。

クラレンドン県では2023年、ギャング関連の暴力犯罪の急増と殺人事件の多発により非常事態宣言が出されていた。その後、殺人件数減少の数値目標を段階的に設定する集中的な治安対策が行われ、主要なギャング組織の首謀者複数の逮捕や武器押収が進められた結果、治安の改善につながった。

一方、セント・アンドリュー県(首都キングストン市を含む)、セント・キャサリン県、セント・ジェームズ県、ウェスト・モアランド県については、殺人・強盗・銃撃事件、ギャングの抗争事件等の凶悪犯罪が依然として多発しているとして、レベル2を継続する。これら以外のジャマイカ全域はレベル1が継続される。

外務省によると、ジャマイカにおける2025年の殺人件数は674件で前年から41.2%減少したものの、依然として他国に比べ高い水準で発生している。犯罪の発生はレベル2の地域に限らずジャマイカ全土に及んでおり、2025年2月には日本人旅行者が路上で強盗被害に遭っているほか、警備員が配置された高級ホテルを武装集団が襲い外国人観光客から金品を奪う強盗事件も発生している。外務省は、滞在中の十分な安全対策と最新情報の入手を呼びかけている。