ANAとIHG、パートナーシップ強化 ステータスマッチやポイント二重取りも

全日本空輸(ANA)とIHGホテルズ&リゾーツは4月22日、ロイヤリティ・パートナーシップを締結した。ANAマイレージクラブ(AMC)会員とIHGワンリワーズ会員向けに、ステータスマッチや、マイルとポイントの二重取りなどのサービスを10月以降、順次提供する。

新たな特典は主に3つ。1つ目は、AMCステイタス会員にIHGワンリワーズのステイタスを提供する「ステイタスマッチ」。2つ目は、ANAが運航し、ANA便名が付与された海外発旅程の国際線利用で、ANAマイルに加えてIHGワンリワーズポイントも獲得できる「ダブルディップ」。3つ目は、ANAマイルとIHGワンリワーズポイントの相互交換。IHGポイントからANAマイルへの交換は従来から可能だったが、新たにANAマイルからIHGポイントへの交換も可能にする。詳細は順次発表するとしている。

ステイタスマッチでは、一例としてANAダイヤモンド+More会員には、IHGエリート資格取得に必要な宿泊数(IHG Elite Qualifying Nights)68泊分を付与する。これに加えて2泊すると、IHGのダイヤモンドステータスにマッチングされ、8つのマイルストーン特典を選択できるようになる。このほか、ANAダイヤモンド会員には38泊分、ANAプラチナ会員には20泊分、ANAブロンズ会員には10泊分の宿泊数を付与する。

ANAは今回の提携について、約20年にわたって築いてきたIHGとの関係を、より戦略的な段階へ進めるものと位置付けている。ANAグループの中期経営戦略では、国際線事業を成長の柱に据えている。都内で開いた発表会で、ANAの大前圭司取締役執行役員は、「グローバルに展開するIHGとの連携強化は、海外市場でのプレゼンス確立に不可欠な施策だ」と説明した。