ANA、SFC制度見直しで「300万円未満」は全体の約6割と試算 200万円基準では混雑解消せず【一問一答】

ー300万円の決済額判定は複数枚のSFCカードで合算できるか。また、ラウンジ利用権を理由にカード決済額を引き上げようとしているのではないか。SFC LITE会員のスターアライアンスステータスが「シルバー」に変更された理由は何か。

判定はANA Payなどの合算で行う。

ラウンジ利用権を誘因にする意図ではなく、決済額増加により得られた収益をラウンジ拡張等の施設投資や顧客還元に再投資する循環を目指している。

スターアライアンスステータスの変更については、国内線ラウンジ利用に制限(混雑時不可や事前予約制)を設ける以上、スターアライアンスの共通規約上「ゴールドステータス」と「提携ラウンジ利用権」は一体運用されているため、規約上ステータスを「シルバー」に変更せざるを得なかった。なお、SFC PLUS会員には年間5,000マイルのボーナスマイル進呈などの追加優待を設定する。

ー過去に「永遠のステータス」といった案内でSFC入会を促してきた経緯がある中で、今回の改定で保有期間(会員年数や既得権)に応じた緩和措置を設けなかった理由は何か。

過去にプラチナメンバー以上に対して終身ステータスを示唆するような案内を行った歴史は事実であり、期待を裏切ることになった点については真摯に深く謝罪する。

会員年数による緩和策を設けなかったのは、長年の利用への感謝の一方で、将来の顧客や今後のサービス持続性を考慮した際、会員年数で差別化や例外を設けることは制度全体の合理性を欠くと判断したためである。過去・現在・将来の顧客を均等に扱う前提で制度を設計した。なお、過去の搭乗実績については「ミリオンマイラープログラム」で評価しており、日常利用を含めた生涯実績の評価手法は今後の検討課題として認識している。

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