KNT-CTホールディングス、純利益96億8,200万円 2026年3月期

KNT-CTホールディングス

近畿日本ツーリストやクラブツーリズムを傘下に持つKNT-CTホールディングスは、2026年3月期の決算を発表した。

売上高は2,970億6,500万円(前年比8.2%増)と過去最高を更新した。訪日旅行需要の大幅な拡大が旅行業界全体を牽引したほか、大阪・関西万博関連事業の取り扱いや海外旅行の回復が増収に貢献した。営業利益は60億7,100万円(同0.5%増)、経常利益は75億5,500万円(同11.5%増)、純利益は96億8,200万円(同26.1%増)となった。期末配当は10円。

国内旅行ではクラブツーリズムによるチャータークルーズや特別展貸切鑑賞ツアーが好評を博し、近畿日本ツーリストは世界陸上関連の宿泊・輸送などを幅広く取り扱った。海外旅行では2025年11月に開館した大エジプト博物館を組み込んだツアーや大型外国船のチャータークルーズなど高付加価値商品が支持を集めた。

2027年3月期の業績予想は売上高3,070億円(前年比3.3%増)、営業利益62億円(同2.1%増)を見込む一方、純利益は60億円(同38.0%減)を予想する。

経営体制については、2027年4月1日を目途にKNT-CTホールディングスがクラブツーリズム、近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストブループラネットの3社を吸収合併し、一社化する方針を決議した。持株会社体制の課題を克服し、経営資源と意思決定を一本化することで、訪日旅行需要の取り込みや海外市場開拓など成長領域への対応を加速させる。