アメリカン航空とCBP、国際遠隔手荷物検査を提供　国際線でアメリカ到着後に荷物の預け直し不要に

2025年4月20日

編集部

アメリカン航空とアメリカ税関・国境管理局（CBP）は、国際遠隔手荷物検査（IRBS）を一部路線で提供する。

対象空港からアメリカ国内空港に到着後、入国審査を通過し、TSAチェックポイントに進み、乗り継ぎ便に搭乗できるようになる。これまでは到着後に税関で受託手荷物を受け取り、乗り継ぎ時に再預け入れする必要があった。

IRBSは、乗り継ぎ時間の短縮と旅行体験の向上を目的とし、高度な技術を活用して手荷物検査プロセスを遠隔で実施できるようにした。

まずはシドニー発ロサンゼルス行きを対象に、シドニー空港会社、BagCheck、Brock Solutionsとともに実施し、今後拡大を計画している。