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マレーシアでバス事故、日本人女性1名が死亡 JTBツアー参加者
JTB(ジェイティービー)は、マレーシア・ペラ州で現地時間10月24日午後1時46分ごろ、同社が企画したツアーを運行していたバスで事故が発生し、参加者1名が死亡したことを明らかにした。
このツアーは、10月21日に関西国際空港を出発。マレーシアを縦断する7日間のツアーの4日目で、ペナンを出発し、キャメロンハイランドに向かう高速道路で、トラックに衝突した。参加者11名のほか、ドライバー1名、ガイド1名の13名がバスに乗車していた。死亡したのは70代女性で、その他の全員がけがをしているという。事故原因は調査中。
JTBと契約した現地ランドオペレーターがバス会社と契約し、安全基準は契約に盛り込み、基づいて運行していた。シートベルトが設置されたバスを使用し、着用を必ず案内することを義務付けていた。ドライバー1名につき1日500キロまでに走行距離を制限している。
JTBでは、事故発生後に参加者から緊急連絡先に一報を受け、事故を把握した。現地と東京に事故対策本部を立ち上げ、役員を含めて社員の現地入りを指示した。当面、マレーシアの周遊型ツアーの催行と募集を中止する。