JALグループ、中期経営計画ローリングプラン2024を策定 利益目標引き上げ

JALグループは、中期経営計画ローリングプラン2024を策定した。

国内・国際旅客や貨物需要の予測を踏まえ、財務・法人所得税前利益(EBIT)を2023年度は1,400億円、2024年度は1,700億円、2025年度は2,000億円にそれぞれ上方修正する。

フルサービスキャリアでは、国際旅客では競争力強化と単価維持、訪日需要の獲得、国内旅客では収益力強化や訪日客の地域誘客を図る。貨物郵便は貨物専用機の新規展開や医薬品などの戦略品目の輸送による単価維持・向上による、利益構造の再構築を図る。格安航空会社(LCC)の事業規模拡大や積極的な国際線展開、マイル・ライフ・インフラ事業の拡大による、利益の成長を見込む。

2019年度と比べ、2025年度の単価は国際旅客では7割増、国内旅客では段階的に2割増を見込む。旅客数はコロナ前を下回り、2024年度には国際旅客は76%、国内旅客は94%を想定する。

グループ内外への出向や派遣、入社10年目までの海外・社外派遣のほか、成果型報酬制度のポストを増やす。年功序列制度を廃し、若手の早期登用制度を拡大する。キャリア採用も採用比率の50%とし、高度専門人財制度の対象を拡げる。2025年度までに2019年度比で、一人当たり売上高を38%、社員還元を15%に拡大する。

ESG戦略の加速と競争力強化のため、少燃費機材への投資を進める。2024年度に3,100億円、2025年度に2,400億円を投資する。2024年度の配当性向は35%を予定する。

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