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コロナ禍を経て様変わりしたグアム、シルク・ドゥ・ソレイユの元クリエイターが手掛けた大迫力ショーや本格地中海料理も【レポート】
日本から約3時間半、最も近いリゾート地の一つであるグアム。コロナ禍を経て、日系ラグジュアリーホテルも進出するなど、様変わりしている。5月の台風直撃から約2か月経った7月中旬、グアムを訪れた。(過去記事はこちら)
主要観光地の「恋人岬」は
ホテルから車で約10分、グアムでは一度が訪れるであろう人気観光地の「恋人岬」に向かった。北端の岬からタモン湾を一望できることでも有名な観光スポットだ。
結婚を許されなかったカップルが身を投げたことから、愛を誓うスポットとしても人気が高い。「ハート・ロック・ウォール」はインスタ映えを狙う若者も多く訪れる。「赤いシャトルバス」の運行も再開しており、レンタカーがなくとも観光に訪れることができるだろう。
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今年6月にオープンした、「KARERA(カレラ)」は、シルク・ドゥ・ソレイユの元クリエイターが制作したエンターテインメントショーだ。会場は、1990年にオープンしたサンドキャッスル・グアムで、1,200万米ドルをかけてリノベーションし、最新技術を取り入れたグアム文化にまつわる約1時間のショーは圧巻だ。
英語がわからなくても楽しめる、演者と観客が一体となって楽しめる内容。一方で、知名度不足も影響しているのか空席が目立つ。最後尾の格安シート(89.1米ドル)やステージ近くのシート(135米ドル〜180米ドル)の一部のみが売れていて、スタンドは観客を見つけるほうが難しく、観光地で見受けられた若者は少ない。
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グアムでは伝統的なチャモロ料理もいいが、3月にオープンしたサンドキャッスル・グアムに隣接するグアム初の地中海レストラン「ANEMOS」は、ギリシャ人シェフによるモダンな地中海料理が楽しめると話題になっている。
現地から食材を輸入しているという地中海料理は、グアムで食べていることを忘れさせるほど。冷静トマトスープの「ガスパチョ」や、ギリシャミートボールの「ケフテダキャ」は本格的なお味。どれもリーズナブルで1皿10〜20米ドル程度で楽しめる。ランチはタパスとメインで32米ドル(デザートは8米ドル別途)。いずれもサービス料10%が別途かかる。
ナイトライフを楽しみたい人は、隣接するグアム唯一のナイトクラブ「Club ZOH」もおすすめ。「KARERA」の終演後には、現地の若者や観光客による長い行列ができていた。
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グアム政府観光局では9月30日まで、指定旅行会社でのグアム旅行の購入で20米ドルのクーポンがもらえる「GOGO!GUAM SUMMERキャンペーン」を実施している。ジェーシービー(JCB) では、グアムの主要観光地やホテルを結ぶ「赤いシャトルバス」を、JCBカードの提示で無料とするキャンペーンを再開している。
グアムへは、ユナイテッド航空が東京/成田から週25往復、名古屋/中部から1日2往復、大阪/関西から週10往復、福岡から1日1往復を運航している。日本航空(JAL)も夏季のピークシーズンのみ、東京/成田から週4往復を運航している。チェジュ航空のチャーター便を合わせると、ピークの8月と9月には、日本路線に4万席が供給されている。(取材協力:ユナイテッド航空、BG Tours Guam)