JAL、東京ディズニーリゾート40周年の特別機「Colorful Dreams Express」 6月10日から定期便就航

日本航空(JAL)は、オリエンタルランドとのタイアップで、東京ディズニーリゾートの40周年を記念した特別デザイン機「JAL Colorful Dreams Express」(ボーイング767-300ER型機、機体記号:JA614J)をお披露目した。

東京ディズニーリゾート40周年の特別な衣装を着たミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、グーフィー、プルートが描かれ、「色とりどりの夢がひとつに繋がり、みんなで一緒にお祝いする特別な1年を表す」デザイン。機体の左右とも基本的なデザインは同じだが、キャラクターの配置などがやや異なっている。デザインの面積は左側が縦5.08メートル、横34.2メートルで、右側が縦5.08メートル、横34.5メートル。両面で計171枚のデカールを使用している。

機内のヘッドレストカバーとドリンク用の紙コップも、専用デザインのものを用意する。また、搭乗者には搭乗証明書とステッカーを配布する。

6月9日に羽田空港発着の周遊フライトを行う。定期便への投入はあす6月10日からで、主に東京/羽田〜札幌/千歳・大阪/伊丹・福岡・沖縄/那覇・広島・鹿児島線で運航する。運航期間は2024年4月頃まで。

JALは1983年の東京ディズニーランド開園からオフィシャルスポンサーを務めている。東京ディズニーシーが開園した2001年に初めてオリエンタルランドとタイアップし、特別塗装機「JALドリームエクスプレス21」を2機運航。その後、2013年の「JALハピネスエクスプレス」4機、2015年の「JALハッピージャーニーエクスプレス」4機、2018年の「JALセレブレーションエクスプレス」1機に続き、今回で5回目のタイアップとなる。なお、このほかのディズニーデザイン機はウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約によるものとなっている。

▲お披露目会で挨拶に立つJALの赤坂祐二社長

羽田空港の格納庫で行われたお披露目会でJALの赤坂祐二社長は、「767を発注したのは1983年。偶然ながら東京ディズニーリゾートと全く同じ歴史を歩んできた」と紹介。「長年の両社の繋がりを表す機体。全国各地からこの飛行機で東京ディズニーリゾートに来てほしい」と挨拶した。