ANA「ピカチュウジェットNH」、大雨に負けず羽田に到着 あす3日お披露目

全日本空輸(ANA)が6月4日から運航する予定のボーイング787-9型機の特別塗装機「ピカチュウジェットNH」(機体記号:JA894A)が6月2日、塗装作業を行っていた台湾から羽田空港に到着した。あす3日には格納庫でお披露目会を行う。

機体全体にさまざまなポケモンが空を飛ぶ様子が描かれており、左右両側にわたって巻き付くレックウザが象徴的なデザイン。左側にはリザードンやエモンガ、モクロー、右側にはラティオスやラティアス、トゲキッス、アーマーガアなどの姿を見ることができる。ピカチュウは風船を身につけた「そらとぶピカチュウ」の姿で、右側前方に描かれている。

▲EGATで塗装作業中の「ピカチュウジェットNH」

塗装作業はエバー航空とゼネラル・エレクトリック(GE)の合弁会社である台湾のEvergreen Aviation Technologies Corporation(EGAT)で、5月8日から24日までの16日間かけて行われた。航空機の位置情報を提供するサービス「RadarBox」によると、完成した機体のフェリーフライトはNH9416便として、現地時間6月2日午後3時19分に桃園国際空港を出発。悪天候により全国的に運航に影響が出ている中、日本時間の午後7時23分に羽田空港のB滑走路に着陸し、同48分にANA格納庫前の202番スポットに到着した。

▲羽田空港に到着した「ピカチュウジェットNH」

6月4日から国際線定期便として就航予定。初便は東京/羽田午前10時50分発バンコク行きのNH847便となる。その後は東京/羽田〜バンコク・シンガポール・ジャカルタ・マニラ・ホーチミンシティ・デリー・シドニー・バンクーバー・ホノルル線で運用されるが、スケジュールはオペレーションの状況によるため、当日まで決定しない。運航期間は5年間を予定している。

機内では、専用デザインの座席のヘッドレストカバーやドリンク提供の紙コップ、カクテルナプキン、客室乗務員のエプロンを用意するほか、特別バージョンの機内BGMを流す。利用客には記念品として、木札とステッカー、搭乗証明書を配布する。

ANAは過去にポケットとのタイアップによる「ポケモンジェット」シリーズを2016年まで運航しており、ポケモンが描かれた飛行機を運航するのは約7年ぶりとなる。

▲EGATで塗装作業中の「ピカチュウジェットNH」