商船三井、「シーボーン・オデッセイ」を購入

シーボーン・オデッセイ

商船三井は、シーボーン・クルーズラインから32,000トンクルーズ船「シーボーン・オデッセイ」を購入し、3月17日に引き渡しを受けた。

全客室が28平方メートル以上でベランダ付きのスイートクラスキャビンを基本とする、ラグジュアリークラスのクルーズ船。約1年半の間は、シーボーン・クルーズラインが運航を継続し、その後に改装を行った後、2024年末にも商船三井客船が日本を中心とした海域で運航を開始する。世界一周を含めた中長期のクルーズも継続的に展開する。

クルーズ事業を新たな成長分野として事業を拡大する計画で、2022年11月には定員600名規模のクルーズ船2隻を新造することを発表していた。今回の購入により、事業計画を前倒しする。

販売商品や価格、船名については、今夏までに商船三井客船が発表を予定している。