フライビー、新会社も経営破綻 きょうから全便運休

Flybe(フライビー)

イギリスの地域航空会社、Flybe(フライビー)は1月28日、事業を停止した。高等法院はデイビッド・パイク氏とマイク・ピンク氏の2名を、共同管財人に任命した。

きょう以降は全便の運航を停止することから、予約客には他の航空会社で代替便を手配していない限り、空港への移動は控えるよう求めている。フライビーは代替便を手配しない。

一方で、旅行会社などの第三者経由で予約した場合、旅行会社等へ連絡し、旅行計画に影響があるかを確認するよう求めている。

フライビーは、ジャージー・ヨーロピアン・エアウェイズとして1979年に設立し、その後フライビーにリブランド。イギリスのエクセターを拠点とする地域航空会社として運航し、ブリティッシュ・エアウェイズのBAコネクトの大部分の路線を運航していたものの、2020年3月に経営破綻していた。その後、2020年9月に新たにバーミンガムを拠点とする航空会社として設立され、破綻企業からブランドを購入後、2022年4月から運航を開始していた。