気球型宇宙船で6時間の宇宙旅行、125,000米ドル HIS子会社が販売

エイチ・アイ・エス(HIS)は、アメリカ・フロリダの宇宙ベンチャー、Space Perspective(スペース・パースペクティブ)が開発する気球型宇宙船「Spaceship Neptune(スペースシップ・ネプチューン)」の予約受付を、1月18日から開始する。

ケネディ宇宙センターに集合し、海洋宇宙港「ボイジャー」かフロリダ州スペースコーストからスペースバルーンで、約2時間かけて高度約30キロまで上昇する。その後2時間浮遊の後、2時間かけて降下し、海に着水する。

与圧されたカプセルにはパイロット1名と乗客8名が搭乗でき、豪華な座席やバーカウンター、照明・音響システム、トイレも擁する。カプセル内は自由に移動もでき、Wi-Fiもつながる。18歳以上であれば誰でも参加が可能で、すでに1,000名以上の予約を受け付けている。

初の商用飛行は2024年後半に予定されており、申込者にはフライト予定の1年前に、正確な前後の詳細を提示する。最初の申込者のフライトは、2025年10月以降となる見通し。

料金は1人125,000米ドルで、申込金は予定年によって異なり、最高で25,000米ドルとなる。搭乗予定日の12か月前まで返金ができる。別途手配料金が550,000円必要となる。

HISでは、2022年に日本とカナダでの「スペースシップ・ネプチューン」の販売権を取得していた。予約受付は子会社のクオリタが担う。

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