離陸滑走中のデルタ航空機の前をアメリカン航空機が横断、NTSBが調査

国家運輸安全委員会(NTSB)は、1月13日にニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港で、ロンドン/ヒースロー行きアメリカン航空106便(機体記号:N754AN、ボーイング777-200ER型機)と、サントドミンゴ行きのデルタ航空1943便(同:N914DU、ボーイング737-900ER型機)が滑走路上で接近したインシデントについて、調査を開始したことを明らかにした。

午後8時45分頃、デルタ航空1943便が滑走路で離陸滑走を始めた後、アメリカン航空106便が滑走路を横切った。デルタ航空機は直後に管制塔から離陸中止を指示され、停止した。

AP通信によると、デルタ航空機の停止場所は、アメリカン航空機が滑走路を横切った場所から約1,000フィート(約300メートル)だったという。その後、デルタ航空1943便は出発を中止した。アメリカン航空106便はロンドンへ向かった。