アメリカン航空とブリティッシュ・エアウェイズ、NYのジョン・F・ケネディ国際空港第8ターミナルをお披露目 4億米ドル投資

アメリカン航空とブリティッシュ・エアウェイズは、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港第8ターミナルをお披露目した。

2019年に発表した、両社による4億米ドルに及ぶ投資の一環として、再開発を進めていた。ブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空は、現在の第7ターミナルから12月1日付で移転する。現在は第1ターミナルを発着する日本航空(JAL)も、2023年5月の移転を決めている。

第8ターミナルには、新たに5つのワイドボディ用ゲート、4つのワイドボディ用駐機場を備え、手荷物取り扱いシステムを拡張した。需要が大きい大西洋路線への増便にも対応する。広さも約13万平方フィート拡張した。

両社を利用する上級顧客は、共同ブランドのプレミアムチェックインエリアでコンシェルジュスタイルのサービスを提供し、搭乗前には、ソーホー、チェルシー、グリニッジとロンドンにちなんだ名称をつけた、3つのラウンジを利用することができる。プレミアムチェックインエリアとラウンジはGensler、ラウンジの飲食物はSodexo Magicが手掛ける。

チェルシーラウンジには円形のシャンパンバーを設け、暖炉や豪華なシャワー、アラカルトダイニング専用スペースを備える、ソーホーラウンジからは空港の景色を眺めることができる大きな窓を備える。フラッグシップラウンジはグリニッジラウンジとして名称をめんこうし、プレミアムワインテーブルを設置するほか、シェフによる料理も用意する。