くふうカンパニー、trippieceを連結子会社化 「RETRIP」運営

くふうカンパニー

くふうカンパニーは、CultureStudioTokyoとtrippieceの株式を取得し、連結子会社化する。

CultureStudioTokyoは、2020年7月に設立し、ローカルストア広報支援SaaS事業「BUZMA」を展開している。資本金は100万円。持株比率は別法人のCultureStudioTokyoが70%、代表取締役の田中勝基氏が13.3%。2021年10月期は売上高2,500万円、最終利益300万円だった。

trippieceは、2011年3月に設立し、旅行おでかけCGM「RETRIP」を運営している。資本金は2,600万円。持株比率はCultureStudioTokyoが80%、代表取締役の田中勝基氏が20%。2021年10月期は売上高1億6,700万円、最終利益1,500万円だった。2019年10月期は6,300万円、2020年10月期は5,000万円の最終損失を計上している。

両社の株式を保有する、別法人のCultureStudioTokyoは2015年11月に設立。田中勝基氏が全株式を保有している。資本金は5,000万円。

CultureStudioTokyoが実施する第三者割当増資の引受と既存株主からの株式譲受により、普通株式の58%を取得する。また、trippieceの既存株主から、普通株式の20%を取得する。取得価額は先方の強い要請により非公表とした。trippieceは、CultureStudioTokyoの吸収合併を実施し、存続会社の称号をRETRIPに変更する見通し。議決権所有割合は64.3%となる。