トキエア、ATRとグローバルメンテナンス契約締結

ATR72-600型機

トキエアは、ATRとグローバルメンテナンス契約を締結した。

2023年に運航を開始する、ATR72-600型機2機のリース機向けに提供するもの。契約には、オンサイト在庫、LRU部品プーリングサービス、LRU修理サービス、プロペラブレードやランディング・ギアへのサービスなどが含まれている。時間単位で費用を支払うテーラーメイドのメンテナンス・パッケージで、カスタマイズされた柔軟なソリューションとスペアパーツの共有在庫へのアクセスにより、運航の信頼性を高めながらメンテナンス費をより高い精度で予測できるよう設計されている。

トキエアの長谷川政樹代表取締役は、「ATRのGMA支援を得たATR機の運航が始まれば、新潟と周辺地域の皆さまに責任ある信頼性の高い航空サービスを提供できるようになります。この契約により、機体メーカーであるATRの専門的サポートを享受できることにより、最適化された運航を可能にする適切なインフラが整ったと言えます。GMAにより提供される安定した部品支給と行き届いたサポートは、当社を含めATR機を運航する会社にとって最良の選択肢です」とコメントした。

ATRのデイヴィッド・ブリガンテ プログラム・顧客サービス担当シニア・バイス・プレジデントは、「トキエアは地方の活性化と、遠隔地の人々がハブ空港にアクセスするために不可欠な接続サービスの提供に注力しています。その目的達成のために、同社がATR機の採用と10年間のGMA契約を決定されたことを大変光栄に思います。また、当社の新たな顧客としてトキエアをお迎えし、地域活性化に寄与するという両社共通の目的達成に向けて、当社の航空機とサービスを通じて適切なソリューションを提供できることを嬉しく思います」と述べた。