フィンエアー、新ビジネスクラス搭載機材を羽田〜ヘルシンキ線投入 10月30日から

フィンエアーは、新型ビジネスクラスとプレミアムエコノミーを設置した機材を、今冬に5路線に投入すると発表した。

投入するのは、ヘルシンキとニューヨーク/ジョン・F・ケネディ、プーケット、シンガポール、東京/羽田を結ぶ路線。11月25日からはバンコクを追加し、その他の一部路線にも投入する。夏スケジュールには、ヘルシンキとシカゴ、ダラス、香港、ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ、シンガポールと、ストックホルムとニューヨーク/ジョン・F・ケネディを結ぶ路線に投入していた。

ビジネスクラスは、「1-2-1」配列で最大43席を配置する。コリンズ・エアロスペースと共同開発した、ゆとりあるプライベートスペースを実現し、自由な動きを妨げないようにデザインしたシェル型のシート。様々な座り方や休み方を可能にする。通路側の2席のプライバシーディバイダーは可動式で、ペアでの利用にも対応する。AC電源のほかにUSB-CとUSB-A端子を設け、非接触充電も可能となる。18インチモニター、読書灯、Do Not Disturbライト、オーロラが浮かび上がるムード照明も備える。ロンドンのPriestmanGoodeがコンセプトを考案し、カスタマイズや最終的なデザインは、フィンエアーとタンジェリンが手掛けた。

プレミアムエコノミーは、「2-4-2」配列で最大26席を備える。HAECOが製造した、「Vector Premium」シートで、シートピッチは38インチ。8インチのリクライニングやレッグレスト、可動式ヘッドレストを備える。小物の収納スペースも備える。13インチのモニター、一枚板のテーブル、AC電源、USB-A電源も備える。タンジェリンと共同でデザインした。

エコノミークラスは、USB-AとUSB-C電源、ユーザーインターフェースを刷新した機内エンターテインメントを搭載する。

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