エチオピア航空機、パイロット居眠りで着陸する空港を通過

8月15日、ハルツーム発アディスアベバ行きのエチオピア航空343便(ボーイング737-800型機、機体記号ET-AOB)のパイロット2人が居眠りし、到着地のアディスアベバを過ぎていたことがわかった。

同便は、ハルツームを午前3時30分に出発し、アディスアベバに午前3時20分に到着する予定だった。飛行時間は1時間50分を予定していた。

AviationHeraldによると、機体は、アディスアベバの空港へのアプローチコースを設定していたものの降下せず、滑走路上空を高度37,000フィートで通過した。管制官は何度もパイロットに無線で呼びかけていたものの、応答がなかったという。オートパイロットが切れ、警告によってパイロットが目覚めたとしている。その後、無事に着陸した。

RadarBoxによれば、機体は空港上空を通過後に左に旋回。その後右に旋回して引き返した。現地時間午前6時15分に着陸した。